去る2月13日(土)、日本ライフセービング協会北海道支部の設立記念式典が、札幌京王プラザホテルにおいて、数多くの関係機関・関係者をお招きして盛大に開催されました。
岸北海道支部長をもちろんのこと、当初から支部設立に尽力されてきた森井さん(小樽・石狩LSC)、大平さん(小樽LSC)、上野さん(札幌LSC)などのスタッフ方々のご努力により、同支部が誕生し、北海道にライフセービングが誕生してから10周年という節目において、とても意義深い設立記念式典となりました。
(左:JLA北海道支部 岸支部長)
式典前には、北海道における水難事故事例研究会が開催され、第1部では、石狩、小樽、札幌のクラブ活動紹介と、海上保安部、県警、救急救命ドクター(ドクターヘリ)の活動紹介がそれぞれなされました。第2部では、海上保安部、ドクターヘリに関わる救急医師、沖縄県豊見山支部長、北海道岸支部長、そしてと神奈川県支部長として加藤らによるパネルディスカッションが行われました。そこでは、救命連鎖の組織連携によるそれぞれの役割が再確認され、北海道や沖縄県支部の事例も踏まえながら盛り上がりました。
また加藤から、ライフセービンクとしては、屈強なライフセーバーが沖の溺者をレスキューしてCPR、AEDをかけて蘇生させる救助シーンは、我々にとっては最悪である。なぜならば、溺者には苦痛を与えて二度と海に来ないかもしれないし、ご家族や周囲の海浜利用者にも不安を与えてしまうからである。我々は事故防止を最大の使命とし、縁の下の力持ちとして、海浜利用者に楽しい思い出だけを持ち帰ってもらいたいと。また、事故防止を本旨とするライフセービングの教えは、今世間を騒がせているトヨタのリコールにおいても、もしもリコールを受けたトヨタ社員にライフセービングの事故防止の心得があれば、きっとここまでリコールの対応が遅れたことはなかったであろうし、もしかしたら発売前に防いでいたかもしれないと。事故防止を本旨とするライフセービングは、必ず経済的な発展・効果に結びつき、結果的に幸せで豊かな街づくりに貢献することを力説しました。
パーティーにおいて、とても感動的なシーンがありました。乾杯の音頭に立たれた北海道電力の吉田常務は、約10年前に、まだ無名だったころの森井君のライフセービングに対する熱意に感化され、今まで公私にわたりライフセービングの発展を応援してきたので、今日の華やかな支部設立式典が感無量である旨を話され、会場はとても熱く感動的な雰囲気に包まれました。
その後に挨拶に立たれた小峯理事長から、北海道よりも緯度の高いドイツなどにおいて、プールを中としつつもライフセービングがとても発展している事例の報告があり、益々の北海道のライフセービングの可能性を示唆されました。
小峯理事長と私は、翌日に大切な用事があるため、最終便の飛行機で帰路につきましたが、二人とも満ち足りた気持ちと共に、今後の北海道のライフセービングの益々の発展を確信しました。
北海道支部の発展を祈りつつ、ぜひ旭日山動物園の成功例に倣って、北国ならではのライフセービングの発展・普及を期待したいと思います。
神奈川県支部においては、県水浴場条例の改正、ライフセービングのさらなる普及、ライフセーバーの地位向上、そしてライフガードの創設と、やらねばならないミッションは多々ありますが、沖縄県支部、九州支部、そして北海道支部の誕生を受けて、歴史ある支部として、常に模範とならねばと気持ちを新たにした北海道支部設立記念式典への出席でした。
来月14日(日)には、県連盟の総会が控えております。ミッションを達成すべく、皆さまからの忌憚のないご意見、ご要望をお待ちしております。




















